感動を伝える先生になって、あなたらしく仕事をしませんか?

ピアノ教室の経営者による、生徒の集め方や教室運営のテクニックなど。
「成功するピアノ教室」の著者の藤拓弘(とうたくひろ)さんは、日本で唯一のピアノ教室運営コンサルタント。年間300冊のビジネス書を読んでいるというだけあって、いろいろなマーケティング手法などを教室の運営に当てはめて紹介しています。
実際の体験があるからこそのわかりやすい内容で、すぐに読める一冊。
ビジネス書を読みあさっている人には特に真新しい情報があるというわけではありませんが、実際に役立つ知識が広く網羅されているのでとっかかりとして十分な内容になっています。
ダイレクトマーケティングやコピーライティング、ホームページの作り方など、自分に足りないと思った部分は別の本などを読み進めていくといいかもしれません。そのきっかけになると思います。
自分の教室に独自の強みをつくること、そしてそれをブランド化していく。
本の内容としては、ピアノ教室に限ったことではないのですが、あえてピアノ教室のコンサルタントと名乗ることで著者自身のブランディングに成功しているのもいい一例ですね。
教室の理念を決め、心のよりどころとすることで、ぶれない軸を手に入れることができます。
利益を追求すべきという考え方も共感できました。
生徒に還元できるからです。
宣伝の方法としては、いろいろな媒体をクロスさせて効果をあげる方法が紹介されています。カードにQRコードを載せて携帯サイトにアクセスしてもらうなどです。
生徒募集に関して大事な口コミですが、「生徒マップ」をつくるというのは面白いと思いました。
生徒同士や地域との関係図を書くことで、どこから口コミが起こっているのかが見えてきます。
ホームページに載せるべき項目なども載っています。
教室概要・理念、講師の写真・プロフィール、生徒の声、お問い合わせフォーム、プライバシーポリシーです。
生徒の声の集め方なども参考になります。
ピアノ教室に限らず、多くの個人経営者にためになる一冊だと思います。
2011.04.15 | 書評